研究課題情報
- 課題管理番号
- 25ck0106069h0001
- 統合プロジェクト(三期)
データ利活用・ライフコースプロジェクト
- 事業名
革新的がん医療実用化研究事業
- タグ(2025)
研究開発目的: 診断に関する研究
研究の性格: 体外診断薬開発
研究モダリティ: その他
開発フェーズ: 臨床性能試験<承認申請用>
ICD-10大分類: 新生物<腫瘍>
対象疾患領域: がん
特記的事項: 治験<医師主導>
補足確認: 診断
- 代表研究機関
- 国立大学法人大阪大学
- 研究代表者
(2025) 多根井智紀, 国立大学法人大阪大学, 大学院 医学系研究科 乳腺内分泌外科 准教授
- 研究期間
- 2025年度 - 2027年度
- 課題への総配分額
- 0 千円
- 研究概要(2025)
- 子宮頸がんはHPVの持続感染によりCINを経て進展する疾患であり、若年女性の発症が増加している。スクリーニング検査としてPap smearが広く用いられているが、診断は細胞採取技術や熟練度に依存し、搬送やスライド作製、顕微鏡診断など多くの人的資源を要するため、迅速性や客観性に課題がある。本研究では、がん細胞に特異的な蛍光化学試薬を用いた「Click-to-sense(CTS)法」を子宮頸部細胞診に応用し、その有用性を検証する。CTS法は、生細胞中のアクロレインに反応するCTSプローブにより、乳がん術中迅速診断でも実績がある技術であり、試薬滴下のみで数分以内に蛍光判定が可能で、専門技術を要さない。本研究では、子宮頸部円錐切除標本から擦過細胞を採取し、がん細胞と正常細胞の蛍光パターンを比較し、最適な撮影条件と評価基準を確立する。さらに、外来で提出された検体を用いてPilot試験と前向き観察研究を行い、Pap smearとの一致率や診断精度、迅速性、再現性を評価する。本研究により、短時間・低コストで実施可能な新たな子宮頸がん診断法の実用化が期待される。
研究成果情報