研究課題情報
- 課題管理番号
- 25ck0106071h0001
- 統合プロジェクト(三期)
医薬品プロジェクト
- 事業名
革新的がん医療実用化研究事業
- タグ(2025)
研究開発目的: 治療に関する研究
研究の性格: 医薬品開発<新規化合物>
研究モダリティ: 低分子医薬品<分子量<600>
開発フェーズ: 非臨床・前臨床
ICD-10大分類: 新生物<腫瘍>
対象疾患領域: がん
補足確認: 治療 , 予後・生活の質<QOL>
- 代表研究機関
- 国立大学法人東京科学大学
- 研究代表者
(2025) 中山敬一, 国立大学法人東京科学大学, 総合研究院 特別栄誉教授
- 研究期間
- 2025年度 - 2027年度
- 課題への総配分額
- 0 千円
- 研究概要(2025)
- 小細胞肺がんは年間約12,000〜18,000人が罹患し、5年生存率は約7%と極めて予後不良である。標準治療はシスプラチンを中心とした化学療法であるが、強い薬剤抵抗性により治療効果は限定的であり、新規治療薬の開発が強く求められている。われわれは、核酸合成経路の酵素Xが小細胞肺がんの悪性進化に必須であることを、オミクス解析・疫学解析・介入実験の3方向から実証した。そこで約32万化合物からスクリーニングを行い、Xを特異的に阻害するヒット化合物を取得、in vitroおよびin vivoでシスプラチンを凌駕する抗腫瘍活性と高い安全性を確認した。さらに構造最適化により得られたリード化合物Yは、経口投与可能・長い半減期・優れた腫瘍移行性・強力な抗腫瘍効果を有し、シスプラチン抵抗性株にも有効である。本研究ではこの化合物の非臨床試験(薬効薬理・薬物動態・毒性)と特許・IND申請準備を行い、治験開始を目指す。Yは小細胞肺がんに加え膵がん等への適応拡大も期待され、白金製剤に代わる新たな主力薬剤となる可能性がある。
研究成果情報