研究課題情報
- 課題管理番号
- 25jk0210052h0001
- 統合プロジェクト(三期)
シーズ開発・基礎研究プロジェクト
- 事業名
地球規模保健課題解決推進のための研究事業
- タグ(2025)
研究開発目的: 基礎医学研究
研究の性格: 疾患を特定した基礎医学研究<生命・病態解明研究>
研究モダリティ: in vivo-ヒト
ICD-10大分類: 感染症および寄生虫症
対象疾患領域: 感染症
特記的事項: 国際共同研究 , DX<SaMD、AI、ICTを含む> , 病原体の研究
補足確認: 診断 , 治療
- 代表研究機関
- 国立大学法人九州大学
- 研究代表者
(2025) 田村友和, 国立大学法人九州大学, 医学研究院 准教授
- 研究期間
- 2025年度 - 2027年度
- 課題への総配分額
- 0 千円
- 研究概要(2025)
- デングウイルス(DENV)は、熱帯地域を中心に世界で年間約3億9千万人が感染するとされているデング熱の病原体である。DENVは抗原を大きく異にする4つの血清型(DENV-1~4)があり、異なる血清型へ2次感染では重症化してデング出血熱等を引き起こす。臨床病態に関してはこれまでによく知られているが、実験室でそれを再現する感染実験モデルがないことが分子病態の解明の妨げとなっていた。そこで我々日・米チームは、これまでにデング熱研究の状況を打破する2つの実験系を開発した。1)新たな動物モデルを作製してDENV感染の臨床的特徴を再現できることを示し、2)各血清型について臨床分離株から遺伝子編集が可能な組換えウイルスの実験系を開発した。以上2つの実験系の構築により、自然感染に近い環境下でウイルスと宿主の相互作用を調べることが可能となった。以上の基盤を活用し、本研究開発では、デング熱流行国であるタイの研究グループと協働し、ヒト体内でDENVが増殖する中でウイルスと宿主が相互変容しながら病原性を発揮する分子機構に迫る研究を推進する。
研究成果情報