研究課題情報
課題管理番号
25qfb127035j0001
統合プロジェクト(三期)

イノベーション・エコシステムプロジェクト

事業名

創薬ベンチャーエコシステム強化事業

代表研究機関
サーブ・バイオファーマ株式会社
研究代表者

(2025) 吉岡和紀, サーブ・バイオファーマ株式会社, 研究開発部

研究期間
2025年度 - 2028年度
課題への総配分額
2,420 千円
研究概要(2025)
鹿児島大学の小戝健一郎教授(当社創業者)が独自に開発した多因子増殖制御型アデノウイルス(m-CRA)技術を基盤として、がん細胞で高発現するサバイビンに着目した、がん特異性の高い腫瘍溶解性ウイルスSurv.m-CRAを創製した。この技術を用いて、第一弾の開発品であるSurv.m-CRA-1に続き、浸潤・転移を伴う難治性がんに対して、より強力な抗腫瘍効果を実現することを目的として、複数の治療遺伝子を搭載した第二弾の腫瘍溶解性ウイルスSurv.m-CRA-2-ICを創出した。 Surv.m-CRA-2-ICは、腫瘍細胞に対する直接的な腫瘍溶解作用に加え、搭載した複数の治療遺伝子の作用により、全身性の抗腫瘍免疫を誘導することを目指して開発された次世代型の治療用ウイルスである。 本研究では、Surv.m-CRA-2-ICについて非臨床試験および第Ⅰ相・第Ⅱ相臨床試験を段階的に実施し、安全性および有効性を評価するとともに、Proof of Concept(POC)の確立を目指す。さらに、得られた研究開発成果を基盤として、企業とのライセンス等を通じた早期実用化を目指す。 今年度は、Surv.m-CRA-2-ICの臨床開発に向けたcGMP準拠の治験薬製造の準備を進めるとともに、非臨床試験の実施に向けた各種準備を開始する。これらを通じて、Surv.m-CRA-2-ICの臨床試験開始に向けた研究開発基盤を着実に整備する。
研究成果情報