研究課題情報
- 課題管理番号
- 24fk0108700h0001
- 統合プロジェクト
医薬品プロジェクト<第二期>
- 事業名
新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
- 代表研究機関
- 国立大学法人宮崎大学
- 研究代表者
(2024) 宮崎泰可, 国立大学法人宮崎大学, 医学部 教授
- 研究期間
- 2024年度 - 2026年度
- 課題への総配分額
- 23,800 千円
- 研究概要(2024)
- アスペルギルス症に代表される侵襲性糸状菌真菌症は、免疫不全患者や肺に基礎疾患を有する患者に発症することが多く、難治性の疾患である。COVID-19に合併する糸状菌真菌症も注目を集めた。予後の改善には、早期診断・早期治療が不可欠であるが、原因真菌の培養陽性率が低く、有用な補助診断法もない。また、病理組織診断は病理医の熟練を要するため、自動診断システム等による均てん化と精度向上が求められている。抗真菌薬は数・質ともに十分でなく、特に経口薬はアゾール系薬のみである。そのなかで、アゾール耐性Aspergillus fumigatusが国内外で増加しており、新規作用機序の抗真菌薬は喫緊の課題である。本研究課題では、アスペルギルス症の迅速診断法に加え、人工知能ベースの病理自動診断システムの開発を行う。治療薬開発では、各種化合物ライブラリーのスクリーニングを継続し、薬剤耐性真菌にも有効なシーズを探索する。現在までに得られている候補化合物は最適化研究を経て前臨床試験につなげる。また、薬剤耐性真菌や輸入真菌症も含めてリファレンス体制を強化し、診断支援と情報発信を継続する。
研究成果情報