AMED研究開発課題データベース 日本医療研究開発機構(AMED)の助成により行われた研究開発の課題や研究者を収録したデータベースです。

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研究課題情報

研究課題名
小児の気道狭窄病変に伴う呼吸不全に対するヘリウム・酸素混合ガス(AW-PD01)の臨床第II相試験の研究総括に関する研究
課題管理番号
20lk0201121h0001
統合プロジェクト
医薬品プロジェクト
事業名
臨床研究・治験推進研究事業
タグ(2020)
/研究の性格/医薬品・医療機器等の開発を目指す研究<医療機器開発につながるシステム開発を含む>
/開発フェーズ/治験
/承認上の分類/医薬品
/対象疾患/呼吸器系の疾患
代表研究機関
学校法人聖マリアンナ医科大学
研究代表者
(2020) 清水直樹 , 学校法人聖マリアンナ医科大学 , 小児科学教室 教授
研究期間
2020年度-2020年度
課題への総配分額

(単位:千円)

  • 19,565
  • 2020年度
    19,565
研究概要(2020)
「小児の気道狭窄病変に伴う呼吸不全に対するヘリウム・酸素混合ガス(AW-PD01)の第II相臨床試験」(以下、本治験)は、治験の総括に向けた手続きを開始している。本研究開発では、目標症例数の登録を達成した本治験を総括し、製造販売承認申請をすることを目的とする。本治験の主目的である、日本人小児の気道狭窄病変に伴う呼吸不全に対するAW-PD01の安全性を確認し、合わせて、日本人小児の気道狭窄病変に伴う呼吸不全に対するAW-PD01の有効性を、複数の評価項目の総合的評価により探索的に解析する。これらの解析結果をもとに、総括報告書を作成し、治験薬提供者との協議の上で、製造販売承認申請を目指す。

研究成果情報

【成果報告書】

成果の概要
気道狭窄病変を有する小児・乳児の呼吸不全に対するヘリウム・酸素混合ガスの医師主導治験「小児の気道狭窄病変に伴う呼吸不全に対するヘリウム・酸素混合ガス(AW-PD01)の第Ⅱ相臨床試験(本治験)」が目標症例数に達したことから、本治験を総括した。
個別の研究開発課題として、(1)研究統括に関する研究、(2)医師主導治験の調整事務に関する研究、(3)医師主導治験の症例総括に関する研究、(4)医師主導治験の試験計画に基づく解析・評価に関する研究を実施した。
(1)研究統括に関する研究を実施した。主に調整事務局との連携を行い、本治験についてのデータマネジメント、統計解析、総括報告書作成、監査業務の全体を統括した。総括報告書の内容について治験薬提供者と協議し、本治験薬の製造販売承認申請の準備作業を開始した。
(2)医師主導治験の調整事務に関する研究、(3)医師主導治験の症例総括に関する研究、(4)医師主導治験の試験計画に基づく解析・評価に関する研究を東京都立小児総合医療センターと連携して実施した。症例検討会の結果を踏まえて、症例を総括した。これを受けて、効果安全性評価委員会を開催し、症例の採否等について意見を得た。また、統計解析業務委託先と議論し、統計解析計画書の固定作業を進めた。データマネジメント業務の委託先と連携し、データを固定した。統計解析業務の委託先と連携し、固定されたデータの解析を調整・管理した。また、総括報告書作成業務の委託先と連携し、総括報告書を作成した。これらの業務において、データの内容や、統計解析の結果を臨床的に評価し、追加解析の必要性に関して意見した。これらの業務の完了後に監査業務委託先と連携して本治験にかかる監査を行った。特に本治験における重大な逸脱はなかったことを確認した。総括報告書を固定し、各種臨床データを治験薬提供者へ提供するために資料の取りまとめ行なった。
学会誌・雑誌等における論文一覧
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1.森川和彦, ヘリオックスガス吸入療法. ファルマシア. 2021;57(1) 39-43.



更新日:2022-05-12

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