AMED研究開発課題データベース 日本医療研究開発機構(AMED)の助成により行われた研究開発の課題や研究者を収録したデータベースです。

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研究課題情報

研究課題名
直腸癌局所再発に対する標準治療確立のための研究開発
課題管理番号
21ck0106514h0003
統合プロジェクト
ゲノム・データ基盤プロジェクト
9つの連携分野プロジェクト
ジャパン・キャンサーリサーチ・プロジェクト
事業名
革新的がん医療実用化研究事業
タグ(2021)
/研究の性格/医療技術・標準治療法の確立等につながる研究<診療の質を高めるためのエビデンス構築<診療ガイドライン作成等>を含む>
/開発フェーズ/臨床試験
/対象疾患/新生物
タグ(2020)
/研究の性格/医療技術・標準治療法の確立等につながる研究<診療の質を高めるためのエビデンス構築<診療ガイドライン作成等>を含む>
/開発フェーズ/臨床試験
/承認上の分類/薬機法分類非該当
/対象疾患/新生物
タグ(2019)
/研究の性格/医療技術・標準治療法の確立等につながる研究<診療の質を高めるためのエビデンス構築<診療ガイドライン作成等>を含む>
/開発フェーズ/臨床試験
/承認上の分類/薬機法分類非該当
/対象疾患/新生物
代表研究機関
国立研究開発法人国立がん研究センター
研究代表者
(2021) 伊藤雅昭 , 国立研究開発法人国立がん研究センター , 東病院 大腸外科 科長
(2020) 伊藤雅昭 , 国立研究開発法人国立がん研究センター , 東病院 大腸外科 科長
(2019) 伊藤雅昭 , 国立研究開発法人国立がん研究センター , 東病院 大腸外科 科長
データサイエンティスト
柴田大朗 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 部長 水澤純基 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 研究員 小川岳人 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 研究員 町田龍之介 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/中央病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 研究員 野村尚吾 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/東病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 研究員 若林将史 国立がん研究センター研究支援センター 生物統計部/東病院 臨床研究支援部門 研究企画推進部 生物統計室, 研究員 加幡晴美 国立がん研究センター中央病院 臨床研究支援部門 多施設データ管理室, 室長
研究期間
2019年度-2021年度
課題への総配分額

(単位:千円)

  • 52,978
  • 2021年度
    16,762
  • 2020年度
    17,024
  • 2019年度
    19,192
研究概要(2021)
肉眼的に根治切除が可能と判断される直腸癌局所再発に対する局所制御の向上のために最も有望と考えられる術前化学放射線療法(CRT)の付加が有用か否かを検証するため、「直腸癌局所再発に対する術前化学放射線療法の意義に関するランダム化比較第III相試験」(JCOG1801)を継続する。本試験は予定登録数を110例と設定し、手術+術後補助化学療法に対する術前CRT+手術+術後補助化学療法の局所無再発生存期間における優越性を検証する。令和3年度は全体で30例程度の症例登録を到達目標とする。遠隔コンサルテーションシステム(CONNECT-LR)および直腸癌局所再発に関するシンポジウムの実施によりJCOG1801の登録が推進されることで、年間30例以上の登録も期待できると考えている。
研究概要(2020)
肉眼的に根治切除が可能と判断される直腸癌局所再発に対する局所制御の向上のために最も有望と考えられる術前化学放射線療法(CRT)の付加が有用か否かを検証するため、「直腸癌局所再発に対する術前化学放射線療法の意義に関するランダム化比較第III相試験」(JCOG1801)を継続する。本試験は予定登録数を110例と設定し、手術+術後補助化学療法に対する術前CRT+手術+術後補助化学療法の局所無再発生存期間における優越性を検証する。令和2年度は全体で30例程度の症例登録を到達目標とする。遠隔コンサルテーションシステム(CONNECT-LR)および直腸癌局所再発に関するシンポジウムの実施によりJCOG1801の登録が推進されることで、年間30例以上の登録も期待できると考えている。
研究概要(2019)
肉眼的に根治切除が可能と判断される直腸癌局所再発に対する局所制御の向上のために最も有望と考えられる術前化学放射線療法(CRT)の付加が有用か否かを検証するため、「直腸癌局所再発に対する術前化学放射線療法の意義に関するランダム化比較第III相試験」(JCOG1801)を開始する。本試験は予定登録数を110例と設定し、手術+術後補助化学療法に対する術前CRT+手術+術後補助化学療法の局所無再発生存期間における優越性を検証する。2019年度は全体で17-20例程度の症例登録を到達目標とする。また、遠方の施設からでも専門医師にコンサルトしやすい環境を構築するために、Webによる診療情報交換システムを用いた遠隔コンサルテーションシステムの運用を開始する。

研究成果情報

【成果報告書】

成果の概要
令和1年8月19日よりJCOG1801(直腸癌局所再発に対する術前化学放射線療法の意義に関するランダム化比較第III相試験)の患者登録を開始し、令和4年3月末までに54例の登録 (1.7例/月)(登録予定数の49%)があった。症例登録は順調であり、予定登録ペース (1.5例/月)を上回っているが、登録数が減少傾向であったため2回の適格例調査を行い、IC施行率・同意取得率の向上、周辺施設へ放射線照射前の紹介の依頼、適格例の増加が重要な課題として挙げられた。
遠隔コンサルテーションシステム (名称:CONNECT-LR)の運用を令和1年8月20日より開始し(URL: https://connect-lr.net/)、令和4年3月末までに25件の相談を受けている(昨年度+12件)。これまで2例が実際に相談を受けた医療機関に紹介され、JCOG1801に登録された。
JCOG1801の登録推進およびCONNECT-LRの利用推進を企図した直腸癌局所再発に関するシンポジウムも企画し、令和3年11月16日(演者:池田正孝、藤田文彦)、令和3年12月16日(演者:関本貢嗣、塚田祐一郎)、令和4年2月24日(演者:稲田涼、塚田祐一郎)にZOOMで開催した。各回ともに70人前後が参加した。録画映像をアーカイブ配信として後日配信した。


更新日:2023-04-17

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